ご挨拶

参加者・学内生へ

学長挨拶

大正大学学長 神達 知純

鴨台祭がかける魔法への期待

「第12回鴨台祭」開催にあたり、大正大学教職員を代表してご挨拶いたします。今年もこうして鴨台祭が開催されることを心より嬉しく思います。

今回のテーマは「魔法は永遠に」です。このテーマの意図を鴨台祭実行委員会に尋ねたところ、「会場にいる全員が、何にもとらわれることなく楽しめる非日常的な空間を味わっていただきたいという思いが込められています」という答えが返ってきました。

なるほど。ここ数年、私たちを覆っていたのは、新型ウィルスという影でした。人と会うことがはばかられた流行期が過ぎても、思う存分に楽しめないという気持ちは私たちの頭の片隅にずっと残ったままでした。

しかし、昨年にコロナが5類移行したことに伴って、私たちの気持ちはだいぶ晴れてきました。人びとの往来は一挙に回復し、街は人であふれています。大学のキャンパスにはコロナ前のような状況が戻ってきています。

この鴨台祭には、大正大学の卒業生、地域の方々など、多くの人びとが来場することになるでしょう。私たちはコロナ禍において人と人とのつながりの大切さを知りました。この鴨台祭においても、ここに集う全ての人たちとの縁を大事にしたいものです。日常では関わることのできない人たちが集まることで、ここ巣鴨キャンパスに、まさに魔法がかかったかのような時間と空間が現出されることになると期待しています。

ところで、「魔法は永遠に」というテーマからは、日常を生きることの尊さも伝わってきます。私たちの日常にはさまざまな制約が伴われます。そのような制約のある日々を懸命に生きているからこそ、非日常を思う存分に楽しめるのでしょう。鴨台祭期間は普段では味わえない体験ができるかもしれません。日常では会えないような人と出会うこともあるでしょう。参加する学生の皆さんは、この期間を十分に楽しんで、また日常の学生生活に戻ったときの力にしてください。大学祭は学問や芸術、文化が交差し、それぞれの関心・能力・価値観がぶつかる場です。学生の皆さんにとって、この鴨台祭がこれからの活躍や成長の機会になることを祈っています。

結びに、この鴨台祭にご参加いただく地域の方々、企業や商店の方々、大正大学の関係者、そして主役である学生の皆さん、全ての方々に感謝申し上げます。また、ここまで企画・準備を進めてこられた鴨台祭実行員会の皆さんには敬意を表します。すばらしい鴨台祭となりますように!

 

委員長挨拶

第12回鴨台祭実行委員会

委員長 井出泰生

この度は第12回鴨台祭にお越しいただきありがとうございます。
第12回鴨台祭実行委員長井出泰生と申します。
大正大学の大学祭である鴨台祭は、平成24年度まで「銀杏祭」という名称で開催され36回を数えておりましたが、平成25年度より現在の「鴨台祭」と名称を改め、今年で第12回を迎えることとなりました。大学関係各所、教職員の皆様、また、日ごろお世話になっている商店街、近隣住民の方々、多くの皆様からのご支援、ご協力によって今年度も鴨台祭の開催が出来ますことを実行委員一同、厚く御礼申し上げます。

第12回のテーマは「魔法は永遠に」です。現実から飛び出し、普段とは異なる世界に足を踏み入れたかのような感覚を味わえる場を体験していただきたいです。
今年度も、多彩な模擬店、魅力的なパフォーマンス、趣向を凝らした本部イベントなどに加え、新しく商店街や地域の方々の出店・出展も行いさらなる進化を遂げています。当日は神秘的でどこか不思議な世界観を醸し出す装飾にもぜひ注目してみていただけると幸いです。
そしてこの2日間だけの体験が皆様の思い出の一部として、永遠に残り続け、来年以降も鴨台祭に参加したいと思っていただきたいと考えます。

誰もが夢を持ち、理想を思い描くことができる魔法の空間をご用意いたしました。魔法で彩られた空間には年代など関係なく、来場いただく皆様、参加いただく皆様をはじめとした鴨台祭に関わる全員が主役です。

魔法にかけられたような体験を皆様に。