ご挨拶

参加者・学内生へ

学長挨拶

大正大学学長 髙橋秀裕

鴨台祭、3年ぶりの対面実施に喜びと希望を!

今年もあじさいの花が咲きそろう季節となりました。巣鴨の地、大正大学のキャンパスにおいて「第10回鴨台祭」が開催できることを心より嬉しく思っております。今もまだ変わらずコロナ禍の収束が不透明の中ではありますが、感染防止対策をしっかり講じたうえで、今年度は鴨台祭を対面で実施することになりました。まだ通常通りとはいかないですが、たくさんの学生諸君とその家族や友人、卒業生、教職員、元教職員、高校生、そして地域の方々がこのキャンパスに集い、素晴らしい空間と時間が出現すると思うと、とても楽しみです。実行委員や関係者の皆さんが掲げた統一テーマに基づき、連日長い時間をかけて準備をしてくれました。メンバーの皆さんの熱意と努力に感謝の気持ちでいっぱいです。

今年の第10回鴨台祭のテーマは「いいてんきになりますように」です。毎年、テーマについては感心させられますが、2年連続のオンライン開催で思うように展開することができなかった辛い経験から、「いいてんき」であってほしいという想いを込めたテーマになっていて、今回も深く感じ入るものがあります。
それにしても、感染症の拡大を防止するため、常にマスクを着用し、身体的な距離を確保しなければならない中、様々な活動が制限され続け、行動力がそがれ自信も意欲も失ってしまうような状況が続いています。それでも、ゆずの「明日天気になぁれ」の歌詞にあるように、「全てが上手くゆくわけないさ 突然降り出した雨に打たれても 明日は天気になぁれ」と粘り強く希望を持ち続け、次のステップに繋げていただきたいと思います。

さて、ここに伝統ある鴨台祭が始まります。それも3年ぶりの対面開催です。実行委員が中心となり、学生諸君や卒業生、教職員、元教職員、地域の皆さんの心を結束し、コロナ禍においても絶えず喜びと希望を持ち続ける姿を届けようと一生懸命に企画してくれました。
どうか大勢の皆さんがこの鴨台祭への参加を通して、笑顔いっぱいのひと時を過ごし、「希望を持ち続ける」ことの大切さを感じとり、苦難を乗り越えていただきたいと切に願っています。

終わりに、この鴨台祭にご参加いただく地域の方々、企業や商店の方々、主役である学生の皆さん、大学関係者、そして関係するすべての皆さんに改めて感謝の意を表するとともに、大正大学が地域コミュニティーの中核となり、教職員や学生はもとより地域の皆さんとのコミュニケーションが益々拡がることを大いに期待し、ご挨拶といたします。

委員長挨拶

第10回鴨台祭実行委員会

委員長 髙杉祐奈

この度は第10回鴨台祭にご来場いただきありがとうございます。
第10回鴨台祭実行委員会 委員長の髙杉祐奈と申します。
大正大学の大学祭は、平成24年度まで「銀杏祭」と言う名称で開催され第36回を数えておりましたが、平成25年度より現在の「鴨台祭」と名称を改め、今年で第10回を迎えました。大学関係各所、教職員の皆様、また、日頃よりお世話になっている商店街、近隣住民の方々、多くの皆様からのご支援、ご協力によって今年度も鴨台祭の開催ができますことを実行委員一同、厚く御礼申し上げます。

今年は、鴨台祭初めての6月開催です。最初、このお話をいただいたのは去年の夏で、その時にはもう開催まで1年を切っていました。また、現4年生以外は実地開催を経験したことがありませんでした。こうした状況の中で、実地開催をすることは大きな挑戦でした。
第10回に向けて運営を始めたときは、右も左もわからず突然激しい雨に打たれたような気持ちでした。しかし、引退された先輩方の資料を見ながら、鴨台祭に長く関わってくださる教職員の皆様のご助言を受け、滞りなく運営を進めることができました。
今年のテーマは「いいてんきになりますように」です。初の6月開催、3年ぶりの実地開催という『転機』と梅雨の時期でもいい「天気」になるようにという思いを込めました。
雨が降った後には、草花が元気に伸びていきます。雨が降らなければ、空に虹はかかりません。この第10回鴨台祭を通して来場者の皆様の心に虹をかけ、笑顔の花を咲かせることができたらと思っております。

第10回鴨台祭が、皆様の「いいてんき」になりますように。

鴨台祭について

「鴨台祭(おうだいさい)」は、毎年11月に行われる大正大学の学園祭です。今年は初の6月開催となりました。

平成24年度までは「銀杏祭」という名称で開催しておりましたが、平成25年度より、現在の「鴨台祭」と名称を改め、今年度で第10回を迎えることとなりました。“鴨台”という名称は、大正大学の名称であり、その由来は巣鴨の高台として、周辺地域の人々が集結する場として存在していることからきております。

鴨台祭は、その由来の通り地元・巣鴨を支えている商店街や、近隣住民のお年寄りや子供たちといった多くの方が集結し、学内生、そして私たち実行委員、たくさんの笑顔で溢れています。
鴨台祭を運営する団体である私たち「鴨台祭実行委員会」は、日ごろよりご支援いただいているみなさまに感謝し、今年も全力を尽くしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
たくさんの方のご参加を心よりお待ちしております。

鴨台祭日程

開催日 2022年6月4日(土)・5日(日)
テーマ いいてんきになりますように

 

<テーマへの想い>

「いいてんきになりますように」人生の中で何度かこの言葉を口にしたことがあるでしょう。大事な予定がある、行かなければならないところがある、会いたい人がいる。そんな時にこの言葉に願いを込めていたのではないでしょうか。
鴨台祭はコロナ禍によって、一昨年、昨年と2年連続のオンライン開催になりました。そのため本来行えるはずだった多くの企画が中止となりました。これは鴨台祭だけではなく、普段の生活でも自由に遊びに行けなかったり、仕事や学校の授業の方法が変わってしまったりと、私たちの環境が大きく変化した2年間でした。この今まで経験したことのないような状況の中で、皆様も先の見えない道を辿られてきたと思います。しかし、実地の開催を復活した今回の第10回鴨台祭と、皆様がこれから辿られる道は、いいてんきであって欲しい、そんな願いを込めてこのテーマを掲げました。
また、今年の鴨台祭は初めての6月開催になります。鴨台祭も転機を迎えました。参加してくださる全ての皆様とともに、より良い転機にしていきたい、そして、皆様にも良いてんきが訪れますように。

<感謝の気持ちを込めて>

鴨台祭実行委員会では、みなさまに楽しんでいただける鴨台祭にするために準備を重ねてまいりました。その鴨台祭も今年で10回目を迎えます。伝統ある鴨台祭をここまで続けることができたのは、来場者のみなさま、日頃お世話になっている地域のみなさま、企業のみなさま、参加団体や教職員のみなさま、多くの方に支えられて成り立っていることを実感しました。みなさまのご支援・ご協力によって、今年度も鴨台祭が開催できますことを実行委員一同、厚く御礼申し上げます。
3年ぶりの実地開催で、みなさまが楽しんでいただける鴨台祭にしてまいります。お越しくださった方全員が楽しめる2日間を一緒に創り上げていきましょう!